チャラン・ポ・ランタン 唄とアコーディオンの姉妹劇場
唄とアコーディオンの姉妹デュオ
恋ダンスの大ブームにより空気と化した、
逃げ恥のオープニングを担当しているアーティストです。
気になっていた二人が、海老名でライブ!
とのことなので見に行ってきました。
"唄とアコーディオンの姉妹劇場"
知ってる歌は半分くらい。
そんなに詳しくない。
そんなわたしでも、虜になって帰ってきました🎠
帽子がライトスタンドになったり、
スカートがライトの傘になったり、
バルーンスカートがカラフルなスカートに早変わりしたり…
舞台装置と一体になった衣装を作ったのはなんとお母さん。
目を奪う色彩と、耳を楽しませ続ける楽曲は、
サーカスに来たような錯覚さえ生むようでした。
大学時代、暇で暇で仕方なかった授業中のネットサーフィンで見つけた
墓場までご一緒に
のMVを見てから、独特な世界観と圧倒的楽曲力が気になってたのです。
3年前、東京ドームシティで偶然見たチャラン・ポ・ランタンのパフォーマンスに圧倒され、71億ピースのパズルゲーム、進め、たまに逃げてもなんかは聞いてたんですが、本物はさらにさらに上をいってました。
海老名文化会館の小ホールは、300人程度の規模感なんですが、舞台上は本当にサーカスみたいな、遊園地みたいな🏰🎠
でも、チャラン・ポ・ランタンの歌を聴いてると、中世ヨーロッパにも、アラブにも、現代のフランスにも、昭和の日本にも、不思議な夢の世界にも思えてきて、いろんなところにタイムトラベルしてるような気持ちになるんです。
たぶんその世界観への影響で一番大きいのは姉小春ちゃんのアコーディオン。
ものすごい数の鍵盤と、重たい重たいあのジャバラで優雅に奏でているのは、さすが大道芸で鍛えた「明るいけど暗い」「暗いけどポップな」、いろんな要素の混じり合ったメロディー。
そこに圧倒的な妹ももちゃんの歌唱力。
可愛らしさと、ドス黒さと、昔感と今っぽさ。
(ちなみに小春ちゃんのハモは、ももちゃんと声が似てる上に歌が上手いのでぴっっっったりハマってて、聴いてて気持ちいい。)
知ってても知らなくても手拍子したくなっちゃって、さすがワールドワイドに認められた言語を超えた魅力があるデュオだなと。
ライブでもなく、コンサートでもなく、
SHOW
劇場
という言葉がやっぱり、しっくりくるかな。
夢の世界に逃げ込めたような気分で本当に楽しかったです。
「墓場までご一緒に」