関ジャニ∞と歳をとる。

関ジャニ∞で輝く世界と出会い、なにわ男子と未来を見ていきたい。

知識ゼロのジャニオタがPRODUCE101JAPANを見る話

※自粛期間中に書きためたウン千年前の下書きを今更公開いたします。

 

関西ジャニーズJr.主演のドラマ、「年下彼氏」のオンエア時間を待つ間、ボーッとNHKのシブヤノオトを見ていた。

まだまだ予断を許さない情勢を考慮してリモートらしい。目鼻立ちのくっきりとした男性陣がテレビに並んでいた。

JO1というグループの様子。「あ!知ってるぞ!丈一郎(藤原丈一郎/なにわ男子)みたいな名前のグループだ!」と思いながらも、あつ森でホタルを捕まえながらボーッと流し見している程度だった。

全員K-POPアイドルみたい。日本人なのか?みんなシュッとしてて見分けがつかない。端の人が英語で口説こうとしてたが大事なところだけ回線トラブル。そんなことある?めちゃおもろいやつやんけ。

新曲披露はリモートだった。なんか料理してる。筋トレしてる。筋トレの方、かっこいいな。(新曲に合わせてそれぞれの特技を披露していた。筋トレとか、お絵かきとか、けん玉とか、リフティングとか。斬新だった)

ひとしきり見終わった後、本命のドラマ、年下彼氏に沸き起こり、ふと冷静になってこんなツイートをした。

 



いいねがたくさんくる。わかる。他界隈の人が感想ツイートしたらオタク反応しがち。わかる。わかるぞ…!!!

 

………翌日。通知が鳴り止まねえ…!!!!(当社比)(人気な人ってこれ毎日なんだすごいな)

 

生半可な気持ちでツイートしてごめんな。ここは敬意を表するべきでは!?とGYAOでPRODUCE101JAPANを見ることにした。めちゃくちゃ長いやんけ…まあ暇時間多いしいいけど…

TLで前にとびきり男前の安藤誠明くんという方がいるということを見て存じていた。鬼のように顔が整っている。怖い。カッコ良すぎて怖い。なんだこの人。と思っていた。私のPRODUCE101JAPANへの知識は、安藤くんと、筋トレをしていた人(與那城くんというらしいことを後で知った)だけだったし、そもそも何をするプロジェクトなのかも知らなかった。

 

手始めにGYAOで#1全編を再生。

なんや?練習生と呼ばれる男の子101人が自分の持つ特色をもとに35グループに分かれる?それだけでまず面白い!

出身地や特技によって集まったグループや、元子役や元アイドルを武器としたグループもいた。101人もいればこんだけの個性が集まるんだ…すごい…。おおよそが2〜6人ぐらいのグループに分かれていたが、グループを組まず、個人で勝負しにくる人もいた。

それぞれのグループが自分たちで考えた歌とダンス、あるいはラップとダンスのパフォーマンスを歌・ダンス・ラップのトレーナーの先生方と練習生の前で披露する。かなりの完成度のものもあったし、お世辞にもうまいとは言えないパフォーマンスも少なくなかった。歌・ダンスどちらも経験したことのある人は少なかったように思う。

グループパフォーマンスを順に見ていく……シックスパックス!?!?!?!筋トレが趣味の3人グループだった。あっ安藤くんと筋肉さんだ!安藤くんも筋肉さんなんだね(?)

…全員顔が好きです!全員クソ歌うまか!?なんだこのだせえ踊りはー!!!愛嬌しかねえー!!!!!歌もダンスもほぼ未経験?の3人、らしいのですが、3人とも鬼のように歌が上手い。そしてダンスが超苦手すぎて可愛かった(正直すぎてごめん)

このパフォーマンスをもとにトレーナーの先生方が歌・ダンス(・ラップ)を総合してA.B.C.D.F(Fail=落第)にグループ分けしていく。ここが最初の残酷ポイント。あくまで総合評価だから歌・ダンスの実力バランスが悪ければ落とされるし、そこになにか気概や将来性が見えれば上のクラスに行く。みんながAを目指していた。また、グループは関係なく個人の実力が評価されるので、パフォーマンスがまとまっているように見えてもAとFの練習生が混在することもあり得た。自信を持って全国・全世界から集まった練習生の心がボキボキと折られる最初の瞬間だった。(ちなみにシックスパックスは全員B。鬼優秀か!?)

 

クラス分けを受けてまずは課題曲が発表される。全員が課題曲の歌とダンスを数日でマスター、一人一人が完成を披露して再評価・クラスの再編成が行われた。一番最初に披露されたパフォーマンスは、それぞれが考えたものだったので自分の苦手を上手に隠すことができたが、同じ曲を披露するとなるとそうもいかないらしく、初回パフォーマンスがそれっぽく見えてた人がダメ、ってこともザラだった。ここで第二の挫折ポイント。

完成披露を評価する先生映像があったんだけど、めちゃくちゃこわいの…「あー、これはダメだね」「歌は上のクラスにしてあげたい」「ダメ、落とします」「この子はFじゃない(もっと上のクラスに行ける)」みたいな、いいも悪いも忌憚ない意見が飛び交う様、プロの世界…!!!となる。こええ。けど納得しかない。Aクラスから落ちる子もいれば、Fクラスからジャンプアップできる子もいたりする。そのクラスで曲をみっちりレッスンして、全員披露するステージがこれまた圧巻

https://youtu.be/nUrMhJ2lE0A

クラスごとに立ち位置が分かれてて、Aクラスは最初から登場、めちゃくちゃ映される=国民プロデューサーの目にも止まるし、Fクラスはステージにも上がらなくて全くカメラに抜かれない…。

これ私衝撃だったんですけど、「「推しカメラ」」っていうシステムがあって、この曲も、これから出てくる曲も一人一人のマルチアングルがあるの…なにそれ神の目線?逆を言うと再生回数で如実に出る注目度。3万回程度の人もいれば290万回再生の人もいたり、すごい世界だわこれ…。

 

そもそも、このPRODUCE101JAPANというのは、選ばれし101人が国民プロデューサー(視聴者・ファン)からの投票やその他もろもろによって順位付けされ、上位11名がデビューできる。というものらしい。(ここが大前提。)

テレビやGYAOで放送されているのは編集されたものだし、編集はある程度人気や見込み、評価によるものなので、おそらくこの"推しカメラ"は平等な評価に近づける重要なツールなんだと思う。

 

全体曲の次に、ポジションバトルという課題が出る。歌4曲・ダンス4曲・ラップ1曲(オリジナル)と与えられる課題曲の中から自分の得意ジャンルを選びグループを組んでパフォーマンス、勝敗を決めるというもの。1曲に対して2グループが競うバトル形式で、「グループの勝敗」「各グループでの個人1位」「各ポジションでの個人1位」が決まり、それぞれ勝利グループ・個人1位にはランキングUPに必要な票が入るというものでめちゃくちゃ残酷…だけどめちゃくちゃ面白い!まずどの曲を選ぶのかから始まり、誰と組むか、グループ内でどの立ち位置か、すべての決定の段階に駆け引きが多すぎて怖い!面白い!怖い!(曲も自由に選べるわけではなくて、運が悪ければダンス志望なのに歌に放り込まれる…とかもあった。)

誰がセンター・メインを張るのか、誰がリーダーをするのかっていうところのやりとりがもう勝負の世界!って感じがバチバチ。自我バリバリで立候補する人もいれば、歌やダンスが抜群で周りから前に押し出される人もいたりする。練習も基本的にグループ単位、ダンスやフォーメーションも全部自分たちで決めていくのでなんとなく不満げだなあ〜って人も見えるし先頭でバリバリ引っ張っていく人もいるしで人間性バチ見え。(編集によるところも多いので視聴者側がどう受け取るか、というのもが怖いところでもある)

全10グループの立ち位置決めからレッスンの様子→パフォーマンスを見ていくので相当長かったけどこれで結構どの練習生がどうかっていうのを掴み始めた私。これがまた残酷な話で、すごいクオリティのものから、申し訳ないけどスキップするわ…みたいグループもあった。実力差が如実。ここまでか!?ってくらい。

私の中の筋肉の人こと與那城奨くん(やっと覚えた)がいるグループのLemon、ボーカル曲の中でぶっちぎり1位だった、私の中で。私の中でです。全員うまいやんか!って実は何回も聞いてる。

https://youtu.be/W5-WyniRaHc

 

ポジションバトルが終了すると第一回順位発表会。60/100が生き残り、ここで初めて脱落者が出ることに。順位は先述した国民プロデューサー(ファン)投票やらポジションバトルの獲得票やらいろいろで決まる。正直よくわかっていないけど多分そう。

 

60人で次の課題のグループバトルが開始。これもまた鬼の勝負で、「グループ個人1位」「総合個人1位」「グループ1位のメンバー全員」に票が入るんだけど、グループ1位のメンバー全員への得票がチート設定されてる。あんたそれグループで勝ったらそれだけで次の順位発表で脱落免れるくらいデカい票よ!?ってくらい。この課題では、個人で目立つこと以上に"グループで勝つこと"に重きを置かれているのがなるほどぉ…となるんだけど、順位が上位の人が、誰と組みたいか選抜しグループを組んでいく鬼畜仕様。誰が考えてるの!?鬼なの!?こわいよ!?ってなった。ずっと怖い。そりゃ1位の人はガチガチに実力者集めて組むわ!グループで勝ちたいもん!組んだグループの選抜メンバーで障害物リレーを行い、指定された10曲の課題曲を先着順で取っていく。障害物リレー、人柄出る〜!メインボーカルとセンターがそれぞれいて、リーダーを決めてパフォーマンスが進んでいく。安藤くんと與那城くんと同じグループなの、解釈の一致すぎて泣いた。この辺りから、この二人が尊いことに気づき始める。顔面が整いすぎた筋肉質のイケメンがコンビ萌えを発揮しているの、嫌いな人いなくない?そしてこの二人自我が強くなくて歌がちょーうまですき。障害物リレーの知恵の輪が全く解けない與那城くんと、全グループの最後にタスキを渡されたのに最速で風船割りをやってのけてなかなかいい選曲をした筋肉アンカー安藤くん、なにあれ面白すぎない?安藤くんがゴールした時「トモぉ〜」って申し訳なさそうに呼びかける與那城くんの声が可愛すぎて3回見た。

1位の子が上位の実力者たちを集めた鬼グループは圧倒的パフォーマンスでしたね、すげえわ………。他のグループも練習の見学にくるし、全グループの敵がもうそこに向いてる感じが覇者の風格を醸し出してる。

このパートもポジションバトル同様10グループそれぞれの立ち位置決めからレッスンの様子→パフォーマンスを見ていくのでめちゃくちゃ長い。まあそれがこのプロジェクトの面白みなのでよく考えたら長いのは当たり前だった。

前回よりさらに、バッチバチにがっちがちの心理戦というか駆け引きがあったりしてうわあ〜!ってなる。まあでも人生かかってるものね。必死にならなきゃよね。

https://youtu.be/uTTpxpZW0vA

歌唱力バケモンの安藤くん・與那城くんと表現力鬼の今西くんがいて鬼強いパフォーマンス。シンプルすき。

 

次の課題〜!コンセプトバトル!雰囲気・コンセプトの異なるオリジナル曲5曲。国民プロデューサーのどの練習生のどの曲が見たいかという投票から披露曲が決まるシステム。グループの決め方おもろ!全部違うのおもろ!!練習生全員で5曲見た後にそれぞれにA〜Eの封筒が渡され、各部屋に集合、みんな集まった時点でどの曲になるかが発表になるんだけど、メンバーが集まっていくと徐々に「このメンバーはひょっとしてあの曲じゃね…?」となるのが面白かった。

そしてここでも訪れる安藤くんと與那城くんの再会〜!!!解釈一致〜!!!順位順に部屋に向かうんだけど、與那城くんの、「トモ(安藤くん)ともう一緒にもう1回やりたいなあ〜。(ドアガチャ )トモぉ〜!!!」駆け寄る安藤くん「また一緒!また一緒😆😆😆(ピョコピョコピョンピョン)」わんこ!わんこだこれ!わんこが2匹!しっぽふってわんわんしてる!ってなってめちゃくちゃ可愛かったです。このシーンは10回見ました。ありがとうございます。

グループ分け後、レッスンの途中で第二回順位発表。35/60が生き残る〜!おおよそ上位は同じメンバーが動き回ってるんだけど、グループバトルで頭角を現した練習生が圏外からジャンプアップで下克上で生き残ったりするので第一回・二回はボーダーラインの発表が見応えある。グループ分け後ということは、曲が与えられてレッスンに参加していてもステージで披露することはできないということ、残酷。また、1グループ7人という枠も決まっているため、上位が多いグループは必然的にグループの移動が生じる。グループ内での投票だった(かな、ごめん、うろ覚えです。また一緒!ピョコピョコが可愛すぎて記憶が)。

ここからさらにレッスンはハイレベルかつシビアになってきていて、ポジションひとつ、パート一つとっても自分がどう力を見せられるかの生き残りがかかるかなり重い決定になってくるので、悔しいつらいが増えてくる。ほんとすごい世界だわ…。

 

…ってところで残酷さに耐えられなくなって視聴を止めてしまったんですが見た方がいいんだろうか。一生このままでいたいんだ…(という言い訳の元、純粋に時間がなくなりまとまって見れなくなりました。なんて中途半端な。)

と、思いきやもう公開が終了している様子…私のPRODUCE101JAPANは突然の終わりを迎えました😇

 

 

ゼロから人を応援しよう!と思うにあたって、人それぞれ基準があると思うんですが、自分が何を基準にしているのかわかるのが、このPRODUCE101だと思います。

歌かダンスか、ビジュアルなのかはたまたキャラクター・性格なのか…。

私個人としては、好きになる優先順位は①自分の好きなビジュアル(ドンピシャじゃなくても好きであれば良い)②歌の上手さ③キャラクター④ダンスだなと思いました。これは自分の中でも新たな発見でした。

ヒチョンくんがいつかいってたんですが(多分#9とかかな…)、「ダンスが上手くなるのは見てきたけど、歌が急に上手くなることはなかなかない」ってその通りだと思っていて、多少の巧拙や大きな成長あるにしても、声や歌い方のポテンシャルってそうそう変わらないと思うんですよね。

 

私が性格を重視していないのは、ビジュアル・歌・雰囲気で好きになった人に性格が悪い人が一人もいないから!!!(鬼の贔屓目)

 

これ以来、Francfrancのキャンペーンにはわざわざお店に見に行ったり、JO1が出ている番組に手を止めて見たり、ガッチリどハマりではないにしても、なんやかんやで親戚の子くらいの気になり方を続けています。

新曲のOH-EH-OH、好きなんですよね…

たぶん武闘派のオタクなら好きなMVだと思います。見てみてください。

https://youtu.be/jp2aivJn9gg

…オタク、好きでしょ?

個性に合わせた学ランと、意味深なストーリー。シンプルに歌も好きです。

実はこの間、別の韓国グループの方もちょっとかじらせてもらったんですが、そのことでよりJO1の韓国っぽさと日本っぽさの融合が見事だなっていうのがめちゃくちゃわかるようになった気がします。

 

突っ込み始めたらたぶんもっと深いところまで行ってしまうんだろうけど、ひとまずさらっと履修させていただいたところから感じるに、ジャニーズにはない独立性と、ある種の距離の近さっていうのを感じました。

吉本系なので吉本芸人さんMCの番組によく出てますよね、うらやましい…()

 

6000字越えの超個人的所感でした。

 

かしこ